オーナーズブック 利回り
貸付型クラウドファンディングで人気のオーナーズブックですが、本当に魅力的な利回りなのでしょうか?
今回はオーナーズブックの利回りについて徹底的に調べてみました。
オーナーズブックの利回りは低い
貸付型クラウドファンディングはオーナーズブックだけではありません。
オーナーズブック以外で人気の高い会社と言えば
- クラウドクレジット
- maneo
- クラウドバンク
- トラストレンディング
- SBIソーシャルレンディング
となっています。
かなりざっくりな計算にはなりますが、各会社の平均利回りを出してみましょう。
- オーナーズブック(4.5~5%)
- クラウドクレジット(8%)
- maneo(5~6%)
- クラウドバンク(6~7%)
- トラストレンディング(11.5%)
- SBIソーシャルレンディング(3.5~4%)
各社の利回りを比較すると解るようにオーナーズブックの案件の利回りはどちらかと言えば低い方になります。
しかし、オーナーズブックが人気なのは確かです。
何故なのか?
利回りが低いのに人気の理由①:専門知識と実績
貸付型クラウドファンディングの会社の中には、知識も無いのにいきなり現れる会社も多々あります。
一方オーナーズブックの親会社はロードスターキャピタルとなっており、不動産の会社になっています。しかも貸付型クラウドファンディングの中では唯一上場を果たしている会社になっていますので、安心感が違います。
いまある貸付型クラウドファンディングの中でもトップクラスの信頼性を誇っています。
利回りが低いのに人気の理由②:金融庁の指摘なし
貸付型クラウドファンディングの会社の中にはしっかりしていないところも多く、度々金融庁から指摘を受けています。
代表的な所で言えば、みんなのクレジット、ラッキーバンク、クラウドバンク、maneoと言った所でしょうか。
理由は色々ありますが、たいていがずさんな管理体制が指摘されている様ですね。
指摘なんて受けないのが当たり前なのですが、オーナーズブックは金融庁から指摘を受ける程の会社では無いのは確かです。
やはり利回りが多少低くても、オーナーズブックが選んだ案件に託したくなる気持ちはわかります。
利回りが低いのに人気の理由③:そもそもの利回りが高い
貸付型クラウドファンディングの会社と比べてしまうと、どうしても低く感じる利回りですが、実際5%の利回りは高いものと言えます。
現在銀行の金利は0.001%と言われており、実質ゼロ金利となっています。銀行にお金を預けても増える事はまずないのです。
そんな中5%の利回りを得てる事が出来るのだから、利回りとしては高い方だと私は思います。しかもオーナーズブックは今までに貸し倒れを起こしてないのでかなり安全な投資先だと言えます。
100%安全な投資はありません、しかしオーナーズブックの安全性は投資の中でもトップクラスの安全性となっていますので、多少利回りが低くても人気が高くて当然だと思います。
実際今も案件が募集されると直ぐに販売完了状態となっています。
オーナーズの利回りを確認する
オーナーズブックは案件ごとにいくら利回りを得ることが出来るか紹介されています。
例えば予想利回り4.5%の案件で予定運用期間が26ヵ月の案件では
- 投資金額5万円:差分4617円
- 投資金額10万円:差分9239円
- 投資金額30万円:差分27723円
- 投資金額50万円:差分46204円
- 投資金額100万円:差分92413円
の様に参考収支を教えてくれますので、どのくらいの利回りを得るか予想が立てやすくなります。また配当スケジュールも教えてくれますので、いつ頃までにいくらの利益を得る事が出来るかも簡単に把握できます。
100万を銀行に預けても大した金額になりませんが、オーナーズブックで投資をすれば26ヵ月で92413円利回りが付くのだから大したものです。